バトル・ロワイアル

公開時はとても観たくないシーンが続出し、ふだんフッとこれを
思い出すとダークになったものだった。
同時に、生徒たちがどんな行動にでるのか、何を思い浮かべて闘いをいどんでいくのかが、とても面白かった。
たけしは何がしたいのか謎だらけのキャラクターで、首をかしげたものだった。

2012年になり観かえしてみた。
群像劇っていいな。

協力しあったり、灯台で内ゲバになったり。

死にざまをいかにカッコよくやるかって、様式美なのかしら
（北斗の拳しかり、里見八犬伝しかり・・グラントリノの中でも）
三村と一緒に脱出しようとしたが桐山に撃たれた人。
こいつがやたら印象的だな、「帰ろう、みんなで」ガクッ

防弾チョッキさまさまだとか言ってたやつ。

桐山と川田の一騎打ち。
川田の最期。

仁義なきとかいつギラとかいくつか見たけど、この監督のでは
イチバンだ。
次点は

．

…で。子供に向き合ったタケシが、どんな姿を見せたか。
親、先生、軍人たちが、子供とどんな葛藤を見せたか。

太刀打ちできない暴力に放りだされてしまった時、中３の少年を
はじめクラスメート達が思うこととは？選ぶ行動とは？

いろんなメタファーとも受け取る事ができるシーンの
総集編ともいえる…気がする。
単に思わせぶりなだけ？？それか、深読みか！？