海っていいなぁ

NHK朝ドラ「あまちゃん」は、東北の海女カルチャーがドラマ前半のメイン
ですが、ヒロインのアキ、ユイは地元から上京する。
震災や大津波より過去のおはなしから物語が始まります。
「おら、誰にやれと言われたからとかじゃなく、
海へもぐりたいから、海女やるんだ」
と、古海女たちに、ビシッとキメる、アキであります。
東北の海女たちは非常ににぎやかで、迫ってくるような生命力に
溢れています。海のおおらかさそのものでしょうか。


つくづく日本はぐるりと海に囲まれた歴史が豊か国だなと、
痛感。あまちゃんでは今後、東北津波災害が展開の予定。
生命力の源でもあり、すべて奪いもする、大海の
パラドックスを孕んでいるのです。
作家の北方謙三も、日本の南北朝、そして藤原純友と、
倭寇や水軍をテーマにした作品を発表しています。
北方は海や港の描写に独特の迫力があるので、読んでると
海っていいなぁと感じます。
同じく作家である上田早夕里の「華竜の宮」の方は海が大テーマ
のSFカタストロフです。短編集のリリエンタールの末裔は愛読書です。
マンガ花の慶次にも、南海の海の民が登場し、海賊や琉球王が活躍
します。
日本にとっても、海は、欠かせないテーマの一つであります。
よくいう「ムラ社会」といった内省的な側面が日本にはあります。
それらと同じかそれ以上に、海、空の広さや深さもあると思います。
都会も田舎もないんじゃないでしょうか。

あまちゃん

東北の大災害から2年とすこしが過ぎ、NHKドラマで、被災地がテーマのドラマが作られるとか。

あまちゃんという、NHKの朝の連続テレビ小説、大ウケとのこと。
主演の能年冷奈、ひさびさに本格朝ドラの主役という雰囲気たっぷりです。
ドラマ内では2009年以前の、日本の三陸町からの、スタートです。
主役のアキちゃん(JK)は、地元で海女アイドルやってたら、東京の芸能事務所にスカウトされる。様々なしがらみを背負いながら、アイドル目指して、ツレの美少女と堂々上京とあいなるか?なにが彼女達を待ち受けているのか?

アキのママは、過去にアイドルとして活躍、現在は地元の港町に住む女性で、キョンキョンが演じています。都会でアイドルやって、田舎に戻ったという遍歴の設定です。田舎の男達はウハウハでしょうな。
いっぽう都会からは、ハイパーな美人をまた一人、失ったわけです。アイドル級にカワイイ女の子が、フレッシュな時期を都会で、熟してくる頃を地元で過ごすその間、どれだけの男とのドラマがそこにあったのでしょうか。キョンキョンこと元アイドルは、地元の港町でも、奔放に男をとっかえひっかえ、してきたのでしょうか。

一方このヒロイン、どうも男っ気がなく、フリーのようです。ヒロインのママにキョンキョン、グランドマザに宮本信子ゴッドファーザーのコルレオネ・ファミリーばりに、女優の血統をひきついだヒロインですが。
母のキョンキョンや祖母宮本の波乱に満ちたオトコ遍歴から、推察したとする。
ヒロインによくお似合いなオトコを見る目は、果たして持っているのでしょうか。
ハンカチ王子風なさわやか青年が、ヒロインには似合うでしょうか。

めぐりめぐって、大女優となったヒロイン・アキ。自宅の地下室で息子達がドラッグパーティを開催したり、破天荒な家庭を築きそうです。
それか、呆気ないほどアッサリ、スタイリストとかと入籍し、家庭第一な奥さんになるか。中間はないのではないでしょうか。

美人は都市に多い

地方と都市で何が違うというと、まず人種のバリエーションの深さではないだろうか。

FM NACK5の平日放送「GOGOMONS」でパーソナリティを務める、横田かおりというタレントさんがいる。
なかなかの美人さんで年齢よりすごく若く、芸歴も長い。主に埼玉県で、イベント司会などを中心にご活躍されている。でもとくにドラマや映画という女優活動はしていない模様。
さすが東京、一都六県。これほどの美人が、様々な場所であちこちでゴロゴロしている。

北海道放送STV)に、かつて、中島静佳という女子アナがいた。小顔でモデル体型で、「チャンツイイーみたいに可愛い子が北海道のローカル局で毎日みれるなんて、なんと贅沢なんだ」と思ったものだ。しかし中島アナは、ほどなくしてSTVを退社。まもなく、日本テレビ・ズームイン朝のすごく早い時間帯で、全国ネットに躍り出た。その後はどうかしらない。

若い人口が都市に集中し、美人もおかめさんもたくさんいる。日本の伝統のようです。

アイヌ民族

北海道開拓の歴史を考えるとき、先住民族アイヌの犠牲、囚人労働とタコ部屋労働、そして遊廓(先に本コラムで取り上げた「親なるもの 断崖」曽根富美子でその悲惨さが活写)は、陰の部分として忘れてはならないのだとつくづく思う。けれども、これらについて、学校の郷土史や日本史では、どう触れられているのだろうか。

安彦良和  開拓史見据えた大作
「王道の狗」全6巻(ミスターマガジンKCDX、A5判、講談社

船戸与一「(タイトル忘れた)上下巻」で、上巻とちうまでは読んだ。
単にアイヌ民族と日本政府との間に歴史があるだけでない。
ロシアとかも絡む。事実、道内の小樽にだって道東だって、北方
領土にだって、ロシアとの国境とか最も近い気も・・・

むかし読んだまんが北海道の歴史、これから俺はアイヌのイメージが離れないので、それだけじゃなく色々な角度から漁っていく、と。

朝鮮人琉球王国、さらに被差別部落などなどと、アイヌを同列には
するまいぞ。
虐げられたとされるアイヌ・サイドに偏ってしまはず、現行政府が置かれている日本・サイドにも偏らず。

わりと比較されているであろうアメリカ大陸でのインディアン等先住民と、騎兵隊の戦い。などとは違うんでしょう。スペイン、イギリス等が主に奴隷・労働力としたアフリカ人と共に、領土を拡大した。
映画だけど、ワイルドワイルドウェストとか・・・
黒人に対して支配側は不当な裁判を行い、被支配側は猛反発したという実際の事件が元との説もある。
ほっかいどーでは、日本・ロシアといった外交がからむ。
資源や漁場の取り合い。するとアイヌはというと、板挟みという図式にも位置ずけれる、かも。

日本が以前エミシとよんだ今の東北地方の原住民は北へと住地を広げる。日本政府よりずっと以前からエミシとアイヌ地方はつながっていた。またアイヌ琉球も交流が海上で行われた。
時系列でみれば、アイヌは日本国とロシアの発展に挟まれた形、に思う。間宮「林蔵の貌」(・・・)に、当時のロシア、日本政府のおだやかでない政治闘争がある(らしい)
4千万歩の男とは違うのかな?

狩猟がベースの民族性ではあったろうが、領土を広げようとした日本との争いは、アイヌには圧倒的に得がないはずだった。
ロシアより日本が蝦夷地に近くて便利だったから、アイヌ民族は日本の中へ入る方が気軽だったのかも。

約束の地

さらに追記として
たまにテレビ見ると2700が面白い。
去年コント大会で、見た人がわざわざクレームするほど
キリンスマッシュのネタが大反応だったとか・・・

そのおもしろさについて、受けたことについてチョット考察があったので以下に記す。

(引用 お笑い芸人評論所)
第一回のキングオブコント2008で初めて彼らのネタを見てそのリズムに妙に惹かれた。(キングオブコントの記事)
このときはナレーションを急にカットしたり意味不明な箇所がいくつかあった。
おそらくシュールさを演出したつもりだったと思うが、その辺りは笑いにはなっていなかった。結果も最下位に終わっている。

しかし全体的に単なる歌ネタ以上の癖になるリズムがとても印象的で、以来2700に注目するようになった。
ブルースブラザーズ風の衣装でネタ作り担当の八十島と、その八十島からネタのことは考えなくていいから体を鍛えろと指示されているツネの組み合わせ。

ツネは「芸人報道」では、早着替えしつつ、あそこを出してしまうという下ネタも披露していたように、体を張って笑いを取りにいく。

キングオブコント2008以降、「レッドカーペット」等で桃太郎やへそを探すショートネタなどを披露し、そこそこ受てはいたが、ブレイクするまでには至らなかった。
僕も見ていて面白かったりそうでなかったり、最初のインパクトを超えるものを感じることができないでいた。


彼らの知名度を一気に上げたのは昨年のキングオブコント2011での活躍だ。

披露した2本のネタともに高得点で2位となった。
僕は特に2本目のキリンスマッシュのネタが好きで、優勝したロバートより良かったと思っていた。
この記事を書くにあたってネタを書いてる八十島のブログをのぞいてみた。

ブログが炎上したとのことでコメントを見てみようと思ったのだが、すでに削除されたようだ。
しかし、1万件を超える賛否両論のコメントがあったとは驚きで、ネタが面白くないというコメントに怒っている
十島の記事から察するに相当の非難の嵐があったようだ。
このキリンスマッシュのネタはリズムネタであるということだけでなく、シュールであるということがポイントだ。

シュールという表現方法は曲者で、分からない人には何がいいのかさっぱり分からない。
僕はお笑いに限らずシュールな良さを人に言語で伝えるのは無理だと思っている。
これは非常に直観的な感覚で右脳に訴えるものだ。理屈ではなく、惹きつけられたとすれば良いものであるし、そうでなければその人には何の価値もない退屈なものである。

絵画や音楽の好き嫌いも同様であり、2700が音楽ネタをやっていることもこの問題に拍車をかけているように思われる。


爆笑問題・太田がキューブリックの映画を否定しているが、彼の感覚にキューブリックのシュールな良さは伝わらなかった。僕は太田がキューブリック批判をとても熱く語っているのを聞いて、自分とは大分感覚が違うと思ったが、それは仕方ないことだ。

彼にとっては世界的に評価された「2001年宇宙の旅」よりも寅さんのほうが映画として大きく価値のあるものであり、彼の感覚を否定することはできない。自分が分からないものを絶賛されれば当然不愉快な気持ちになるのはよく分かる。ちなみにこの映画も公開当時、興業的には振るわず途中で退席する人も多かったようで、最初は酷評する人も沢山いた。


2700のネタは誰も傷つけるようなものではなく、批判する人の、面白くないのに評価されるんじゃねーよ、というやり場のない怒りであることが興味深い。

しかし彼らにすれば、この事件は良いことだ。賛否両論を巻き起こすということは、それだけ人にインパクトを与えているわけで芸人としては大成功だと思う。

逆風が強いほど凧は高く舞い上がることができるように、マイナス方向に振れたベクトルは、彼らが理解され始めれば一気にプラス方向へ転じる可能性を秘めている。


THE MANZAIのネタ見せで行った彼らのネタは漫才と呼ぶには疑問があったが、二人が一緒になってレロレロと歌う
誰にでも分かる楽しいものであった。この路線で行けば物議を醸しだすことはないだろう。


誰もが分かる楽しい音楽ネタと理解不能な不思議な世界。

これからも様々な笑いに対する挑戦を続けて欲しい。

アンドロメダ

(Andromeda、 希:Ἀνδρομέδα)は、ギリシア神話の女性で、エチオピア王ケーペウスと王妃カッシオペイアとの間に生まれた王女である。長母音を省略してアンドロメダとも表記される。ペルセウスの妻となり、ペルシア王家の祖となったペルセウス(ペルセース)、アルカイオス、ステネロス、ヘレイオス、メーストール、エーレクトリュオーン、ゴルゴポネーを生んだ[1]。

アクエリアス(Aquarius)

星座の一つ、みずがめ座ラテン語名の英語読み。
古代ローマ都市の街頭に設けられた公共水道のこと。
アポロ13号の月着陸船の名前。
ミュージカル「ヘアー」の中の1曲で、フィフス・ディメンションの代表曲(カバーバージョン)。邦題は「輝く星座」。日本ではTALIZMANが歌ったものがレコード化された(Aquariusを参照)。(w:Aquarius/Let the Sunshine In
アニメ『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する水惑星(みずわくせい)。宇宙空間を巨大な周回軌道を描きながら移動している。
コカ・コーラ社のスポーツドリンク。詳しくはアクエリアス参照。
小説『アクエリアス』のヒロイン。本名アクエリアス=スプライト。
ヒップホップユニット。AQUARIUS
アニメ『新機動戦記ガンダムW』に設定上存在する機体。ガンダムアクエリアス
航空宇宙軍史におけるゾディアック級フリゲートの1艦。
特撮テレビ番組『ウルトラマンA』に登場する超獣。水瓶超獣アクエリウス。
HIMのシングル曲。AQUARIUS (HIMの曲)
アクエリアス (映画) - ミケーレ・ソアビ監督による1986年に公開されたホラー映画。
人工衛星SAC-Dの別名、およびその主観測装置。
NASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations: NEEMO)で使用しているフロリダ州キー・ラーゴ沖にあるNOAAの海底研究室。